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                      ■オットー式コークス炉 
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                      オットー式炉は、戦後、川崎製鐵・千葉、関西熱化学、大阪ガス、三菱化成、日本鋼管・福山に導入され広く使われている。戦前のものは蓄熱室が二分割であったが、戦後のものは蓄熱室を燃焼室と同数のセルに分割して、ガス、空気の分配を改良している。富ガス供給は戦前からアンダージェット方式をとっていたが、戦後、大阪ガスによって貧ガス、空気を含む全アンダージェット方式が開発された(大ガスオットー式)。 
                        大型炉としては大阪ガス・堺に5m炉が、三菱化成・坂出に6m炉が建設されている。 
                        坂出のものは富ガス単式炉であるが、各燃焼室に高低2本のバーナーを入れている 
                        のが特長である。貧ガスはガンタイプであるが、高低2段ポートを有している。 
                         
                         
                          
                        
                           
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                            Dr. Carl Otto (1838〜1897) 
                              1838年3月7日 メキシコ・ミラドールで生まれる 
                              1858年 ドイツ・ギーセン大学博士 
                              1859年 デゥイスブルクのH. C. Vygen & Co.社に入社 
                              1872年 ダールハウゼンで耐火煉瓦メーカーを設立 
                              1876年 コークス炉建設会社Dr. C. Otto & Comp.を設立 
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