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神戸製鋼と一体運営で加古川製鉄所高炉用コークスの担当が決定。社運を左右する炉式の選定は、熱い技術論の末、コッパース式に決定された。昭和44年(1969)、基礎工事がスタート。重量にして4万トン、千数百種類に及ぶ煉瓦が寸分の狂いもなく精密に積み上げられていく。諸難問に阻まれ、最終的に完了したのが初装入時刻の2時間前。建設に携わる社員の不眠不休の働きに支えられた、間一髪の神業であった。空前絶後の大事業の達成。大浜、扇町と受け継がれた炎は加古川へ入魂され、全従業員の心と夢を託す加古川工場の操業開始となった。 |
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▲加古川工場コークス炉建設 |
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▲加古川工場ガス精製設備建設 |
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